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個人的クリスマスソングセレクション [声優]

僕は手持ちのCDをiTunesでAAC(320kbps)で取り込んでfoobar2000で聴いてます。
音楽を味わって聴く時はちゃんとCDプレーヤーで聴くんだけど、BGM的に聴いたり、いろんなCDにわたって聴きたいときはPCで聴くのが便利です。

iTunes取り込んだAAC(320kbps)ファイル(ファイル的には拡張子はm4a)をfoobar2000で聴くと、iTunesの設定では特に可変ビットレート(VBR)と書いてないですが、実際には可変ビットレート(VBR)で、聴いているとビットレートが450kbpsを超えたりしています。MP3は基本320が上限なのでお得な感じがします。

で、今日はクリスマスということで、僕のfoobar2000の中からクリスマスソングを探してみました。

後藤沙緒里「Shall we enjoy X'mas?」(『Platinum*』所収)

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しゃおりかわいいよしゃおり

KOTOKO「雪華の神話 -in X'mas mix-」(『UZU-MAKI』所収)

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KOTOKOには他にも雪や冬をモチーフにした曲があります。
Snow Angel」、「冬の雫」どれもすばらしい。詞も曲もすばらしい。
まさに北海道の歌姫。

FictionJunction YUUKA「聖夜」(『Destination』所収)

FictionJunction YUUKA.JPG


これはほんとにいい曲です。曲もいい。歌詞もこころにじーんと来ます。
名曲です。神曲です(キリスト教的な意味でも)。


歌はいいねえ、歌はこころをうるおしてくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。

カヲルくん! 君がなにを言っているのか、すごくわかるよ!


platinumUZU-MAKI(初回限定盤)(DVD付)Destination (通常盤)

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BS冬休みアニメ特選で『うる星やつら』のOVAが放送中――あるいは伊藤美紀さんについて [声優]

NHKのBS2で、22日から午前中にBS冬休みアニメ特選がやっている。

春休み、夏休み、冬休みにいつもやっている恒例のもので、子供向けだけじゃなく、おたく向けのレアな昔のアニメが放送されるので、時期になると毎回チェックするというアニメファンの大きなお友達のかたも多くいらっしゃるのではないかと思われます。

で、今回オタ的にうれしい放送は、『うる星やつら』のOVAシリーズです。

OVAだけあってクオリティが高くて、キャラの顔もかわいくて、「うる星」って、いま流行っている美少女アニメの元祖みたいなものなんだなーとあらためて思いました。
僕みたいな年齢20代のオタにも「うる星」はぜんぜん古くなく、むしろ普通に素直に見てておもしろいし、女性キャラがかわいいなぁって思う。

いろいろな場所に、いろいろなかわいかったり美しかったりする女性キャラがいるっていうこと、特に、おユキとか弁天となどを見ると、いま流行っている東方が思い浮かんだりした。
批評家の福嶋亮大氏がブログで、東方は〈ある意味で、80年代に先祖返りしているところがある〉ということを言っていたけれども(同時に福嶋氏は東方にこれまでにない新しい可能性も見ている)、今回、80年代を代表する作品である「うる星やつら」を見て、自分なりに理解した感じ。
チルノの先祖はおユキだなとか、「うる星やつら」も二次創作できやすそうだし、たくさんあるんだろうなとか。

で、「渚のフィアンセ」という回を見たんだけど、
見てて、渚というキャラの声を聴いて、
『あっ、伊藤美紀さんじゃん[黒ハート] 祥子お姉さま!』
と思ってときめきながら見てて、EDのクレジットで「伊藤美紀」という四つの漢字を探していたんだけど、それを見つけることができなかった。
おかしーなーと思ってよく見てみたら、伊藤美紀さんじゃなくて弥生みつきさんという人だった。

なんということだ!
声優オタクを自称しちゃったりなんかしちゃったりしているこの僕がミスるなんて!
それも伊藤美紀さんのお声に関して間違えるなんて!

いや、すっごく似てるのよ! マジで。
見てなかったら見てみてくださいよ「渚のフィアンセ」。(内容超おもしろいしw)
声の傾向としては『SHUFFLE!』の亜沙先輩な感じの声なのよ。
いやー、不覚だわー。
しかし、これほど似てるってそうそうないっすよ。
かないみかさんとこおろぎさとみさんの違いなど一瞬でわかるけれども、
これはわからなかったー。


僕は伊藤美紀さん好きです。

名前と声とご本人を認識したのは『マリア様がみてる』だったんだけど、
『ドラゴンボールZ』の人造人間18号や『フルハウス』のキミーの人だと知って『おおー』っていう具合に『そうだったんだー』みたいな。

アニメ『SHUFFLE!』は美紀さんが演じられていたこともあり亜沙先輩に惹かれてたのでストーリーに納得してます。

ジェネオンは同じ声優をいろんな作品に使っていくということをよくやっていて、ある作品のファンがあたらしい作品も見てファンになることをうながす、作品に橋を架ける存在として声優をうまく使っているなと僕は高く評価してるんだけど、伊藤美紀さんもジェネオン作品を考える上で重要な声優さんだと思う。
(ロンドローブのイベントで生美紀さんを見れてうれしかったのを憶えてる)

『マリア様がみてる』→『Fate/stay night』→『ひぐらしのなく頃に』→『ああっ女神さまっ 闘う翼』

この流れは伊藤美紀さん好きにはたまらんね。
どんどんアニメ見ちゃうね。

あとお母さん役の美紀さんもすばらしいね。
たくさんあるけど、『かみちゅ』とかよかったよね。あと『CCさくら』の知世のお母さんとか。

まとめ
伊藤美紀さんと弥生みつきさんの似てるときの声は、かないみかさんとこおろぎさとみさんの似てるときの声よりもクリソツ



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ザ☆ネットスター!1月号に後藤沙緒里クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !?!? [声優]

http://www.nhk.or.jp/netstar/index.html
netosuta.jpg

普通にファンなのでうれしい。

っていうか「しゃおりん」ってあたらしいなw
通常、「さおりん」か「しゃおり」のどっちかなんだけどw
(あと邑子さんと区別する意味で「後藤(弱)」ってのもある)



なるほど、やっぱり81キャスティングでくるんだな。

ってことは、順当に行くと、その次はアスミス(阿澄佳奈)かな?
バスツアーの3人ということで。
(加藤英美里さんのブログ「英美里の毎日。」にある写真などを参照されたい。
http://blog.livedoor.jp/clovercafe/archives/51372416.html

個人的にガンダム00のマリナ・イスマイール役の恒松あゆみさんにも出て欲しいけど、アイドル的な売り方じゃないから無理なんだろうなー。

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DJCD さよなら絶望放送 SZBH-SP2

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ザ☆ネットスター!11月号・12月号とかに関して [声優]

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは『ザ☆ネットスター!』を見ていたと思ったら いつのまにか『NHK のど自慢』を見ていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


ポルナレフのAAは略ということで。


5日金曜日のBS2での初回放送はBS11の『屍姫 赫』と時間帯的にかぶっていて録画できなかったので、再放送を7日日曜日のBS-hiでのやつを録って見ました。

やっぱり東浩紀氏(以下番組にならって「あずまん」)が言ってたように、『ザ☆ニコニコスター!』だよなーこれ。結局。

これまでの、中村イネ氏とか事務員G氏とかほんこーん氏とかは、僕もニコニコで見てて知ってたんだけど、12月号で新しく出てた人たちは全然知らなかった。かろうじてみどー氏を見たことがあったぐらいで。
それでポルナレフっちゃった感じです。


あずまんの、一人反省会動画で繰り広げられた、番組(ねとすた)批判(クリティーク)は傾聴に価(あたい)するものだと思う。

【ニコニコ動画】11月号大反省会 その5

【ニコニコ動画】11月号大反省会 その6


僕も、「その6」の最後に出てくる「真面目版希望者用ボタン」を押した者の一人です。

あずまんは一人反省会動画でいろいろなことを言っているけど、そのひとつに〈頭の悪い声優たちがうざくて、ネットの本質、システムの話ができない〉ということがある。

僕は声優ファンであって、テレビに声優が出演すると、もうそれだけでうれしい。
ダウンタウンの音楽番組『HEY!HEY!HEY!』に平野綾や水樹奈々や堀江由衣が出たときなんか、めっちゃドキワクしたわけです。
NHKの音楽番組『ポップジャム』にFiction Junction YUUKA(=南里侑香と梶浦由記)が出たときも『やったぜ!』という感じでした。

そういう声オタ的観点として「ねとすた」はすばらしい番組だと思っているんだけど、
一方で僕は知的な議論・討論というものを聴くのが好きで、NHKでいうと『日曜討論』とか『日本の、これから』とか好きなわけです。(『日曜討論』は各党の幹事長・政調会長を呼んだだけという場合はくそつまらないが、学者を集めた時なんかは結構おもしろい。)報道・ドキュメンタリーも好きで、『クローズアップ現代』、『特報首都圏』、『NHKスペシャル』『ETVスペシャル』などは取り上げた内容によっては見てる。

なので、あずまんのいらだちもわかる気がする。
ちゃんとした話をしたいのに、「カタカナばっかりで理解できない」的な返しが来る。
僕は声優ファンだが、正直、金田朋子は『ザ☆ネットスター』に要(い)るのだろうかと思っている。
というか、今回の公開収録の白石涼子にしても松来未祐にしても、“ネットスター”は関係なくて、単に金朋に関係しているというだけでしょ?
つまりDROPSメンバーで青ニの後輩の白石と、ラジオ『デコピンないと』をやっていたまつらいさん(本当の読みは「まつき」)という。
まつらいさんは事務所が柚姉と同じ81だってこともあるだろうけど。
僕は金朋さんが嫌いなわけじゃない。
Sci-Fi HARRY(サイファイ ハリー)で初めて知って、花右京メイド隊のシンシアでビビっときた。
あずまんが大王のちよちゃんは素晴らしかった。
だが、ミニミニミクロ電子幼稚園は初期のころ聴いていたけど、ついていけなくなってやめた。
だからあねっくすの「日本語でおk」は見てない。
で、金朋つながりということだけで、ネットと関係ない声優がゲストに呼ばれることにどれほどの意味があるのだろう。
あいぽんや加藤英美里は、『CLANNAD』、『らき☆すた』というネットでも話題となった作品の出演者として意味があったと思うけど。(白石、松来はハヤテだと言えば、まあそうかもしれないけど。)

声優が出演しなくなるのがいいことだとは思わない。
ネットのことを語るなら、伊月ゆいとか植田佳奈とか、81や青ニじゃない声優にも声をかけるべきだと思う。
青ニの声優がいいんだと言うなら、ネットでも話題の『FNS地球特捜隊ダイバスター』に、ユリッペ役で出演している斉木美帆(立命館大学大学院文学研究科修士課程心理学専攻修了)とかいいんじゃないでしょうか。

あずまんが、白田先生がまわりに影響されて「あずまん」と呼ぶようになったことに違和感を覚えたのは、『ザ☆ネットスター』が、たとえば『めちゃイケ』のようなバラエティー番組化していることに対して順応してしてしまっていると感じたからだと思う。
つまり、ナイナイ、極楽、よゐこ、武田、雛形、紗里奈、オアシズを「めちゃイケ ファミリー」として考えるみたいな。
あずまんはそんなようなファミリー的なまとまりに入りたくないんだと思う。
『ザ☆ネットスター』がコンテンツだけをとりあげて、共感したり、驚いたり、おもしろがったりするだけのバラエティー番組であることに違和感、焦燥感、疎外感を感じているんだと思う。
いっしょに、ネットの本質について語る高度な番組をつくるべきである白田先生が、金朋をマスコットとする、ぬるい「ねとすたファミリー」の一員に収まっていることに対してのいらだちである。

あずまんは、『BSマンガ夜話』・『BSアニメ夜話』があるなかでの、『ネット夜話』としての『ザ☆ネットスター』ということを言っている。
これは岡田斗司夫に対する、あずまんの対抗意識のあらわれではなかろうか。

あずまんは東工大の講義の中で次のように話したらしい。
『らき☆すた』というアニメ
最初の4回で降ろされた監督の山本寛と対談してきた
山本寛さんはアニメをもっと批評して欲しいという人
僕も12,3年前にアニメ批評をやっていた
〔略〕
ライトノベルとかギャルゲはやたらと評論が転がっているが、
アニメはあんまり転がっていない
そんなんじゃ良くないからみんな書いてくれないかな、と山本さんは言う

アニメが好きな奴がいる
批評を好きな奴がいる
批評を好きな奴は批評しやすい対象を探している
機能としては全然違う
ジャンルを応援したい批評家がいる一方で、
批評とか評論が好き、何かについて話す、考えるのが好き
素材はなんでも良いや、とまではいかないけれど、ある程度自由な人たち
そういう批評をやってくれる人たちがアニメに入ってこなくなった
その理由は様々で、「アニメ夜話」はいつになったら面子が変わるのだろう、とか
http://d.hatena.ne.jp/nitar/20081107#p1より)


アニメ批評の発展を阻害するものとして岡田斗司夫が認識されている。

その岡田斗司夫は最近、NHK教育で放送された『ETV特集 新しい文化「フィギュア」の出現 ~プラモデルから美少女へ~』にたずさわった。
NHKとのつながり、あるいはそれへの影響力という面で、岡田斗司夫はあずまんに先行している。

言ってみれば、あずまんはあずまん自身の戦略として、『ザ☆ネットスター』を自分の考える方向、あるべき姿にもっていきたいと考えている部分もあるのかもしれないなと思ったり。


さて、そこで『ザ☆ネットスター』は今後どうあるべきか、ということを考えてみよう。
僕としては、ここまで来てなんですが、『このままでいいんじゃね?』と思う。
あずまんの要求する、ネットの本質を考える番組は、『ザ☆ネットスター』である必要はない。
あずまんは『ザ☆ネットスター』もブランドとしてできてきたんだからまじめなのもやっていいじゃないかといっていたけど、やはり、『ザ☆ネットスター』はマスに向けた、そして若者に向けた番組であり続けるというのが本来の使命であると思われる。

日経BPの記事にこうある。
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q3/541959/
NHK、“若者離れ”にメス~受信料徴収へ、まずは「無料」で視聴者獲得

NHKが中期計画で、若者向けの番組に力を入れる方針であることが明らかになった。5カ年の次期経営計画(2008~2012年度)は9月に公表する予定で、NHK執行部がこのほど経営委員会に示した案の中に、「20~30代をターゲットにした娯楽番組を充実させる」ことが重点項目に盛り込まれた。

「大人向けのまじめな番組が多い」という印象の強いNHKが、なぜ急に「若者向けの娯楽番組」を強化するのだろうか。20~30歳代の若者がNHKを見る時間が、極めて短くなっているからだ。若者のNHK離れが、経営のネックになってきたのである。
〔以下略〕


いわば『ザ☆ネットスター』は多くの若者に見られてなんぼの番組だということだ。
であるから、オタクスター、ニコニコスターになってもしょうがない。
バ行の腐女子とかすげー出て欲しい。

【ニコニコ動画】【ライオン替え歌】 ヤオイン 【バ行の腐女子】


ネットのこととかよくしらない声優さんもばんばん出ればいい。
おもしろコンテンツ番組でおk。

で、ネットの本質を語る、知的な番組は、
(NHKとかNHKエンタープライズの中のことはよく知らないから可能なのか分からないけど、)
安斎昌幸Pが『NHKスペシャル』か『ETV特集』か『ハイビジョン特集』で、東浩紀と濱野智史を使ってつくればいいと思う。
それかあねっくすで新たに三つ目の番組を作って、あずまんと白田先生で「ガチトークしてもいいですか(はぁと)」みたいのをやればいいと思う。


ところでアンディさんには『ザ☆純文スター!』とかつくってもらいたい。
司会立川談笑、アシスタント喜屋武ちあき、ゲスト東浩紀、斎藤環、福嶋亮大で、取り上げる内容は舞城王太郎みたいな。

喜屋武ちあき LoveLovery [DVD]ユリイカ 増刊号 総特集=初音ミク

ネプリーグを見た――あるいはBreast [声優]

チャンネルをまわしていたらネプリーグがやっていたので見ました。

「ミス・インテリチーム」と「ネプチューンチーム」のバトル。

ミス・インテリチーム.JPG


・福田萌ちゃんはやっぱりかわいい。

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ラジかるラジかる!
火曜日の「西川史子クリニック・あやくり」でのナースコスは至高。


・椿姫彩菜は、元男性にはぜんぜん見えない

椿姫彩菜.JPG

完全に女性だよね。
そして声優の小林ゆうにちょっと似てると思った。
FIGHT OR FLIGHT



・京大卒の人

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吉田小江子z.JPG

( ゚∀゚)o彡゜.JPG

吉田小江子a.JPG

吉田小江子b.JPG

吉田小江子c.JPG

このひと、なんかおもしろいわw
吉田小江子、とりあえず憶えておこう。


※キャプ画像は2ちゃんねる実況のスレからお借りしました。
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livecx/1226916282/


福田萌フォトブック『福田萌』(DVD付き)わたし、男子校出身です。吉田小江子写真集『Aloha KISS』(DVD付)優木まおみ mirage

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ニコニコ生放送で中島愛 [声優]

17時ちょうどに行ったら全然入れなくて、
↓の動画に飛ばされまくったんだけど、僕はあきらめませんでした。

今日は秋葉原で文学フリマがあって、ゼロアカの同人誌を買いに行こうと思っていたのに結局寝ちゃって行けなかった。
そのうえ、中島愛のイベントも見れないなんて最悪だ! それは許せない! なんとしてでも見る!

僕は「ブラウザで戻る」「入場する」を延々繰り返しまくりました。

入場



戻る

入場(以下ループ)

あまりにもすばやく繰り返しすぎて、規制を受けてしまいました。
短時間での連続アクセス

ブラウザをFOXに変えてもダメでした。

今日ほど自分が一般会員であることをチクショーと思ったことはありません。

でも僕は諦めなかった。
しばらく待ってから、再びアクセス。
規制は解除されていました。
今度は間隔を長めにとって、「入場」と「戻る」を繰り返す。

何回か繰り返しても、やっぱり入れない。

『ダメなのか・・・』

あきらめかけたその時。

『ん? 画面が重いぞ?』

そして・・・

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!

中島愛a.jpg

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!

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キラッ☆

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めぐたーん

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かわいい

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腋フェチのかたへ

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ノシ

中島愛g.jpg


マクロスF ボーカルコレクションアルバム「娘たま♀」

マクロスF ボーカルコレクションアルバム「娘たま♀」

  • アーティスト: 菅野よう子
  • 出版社/メーカー: JVCエンタテインメント
  • 発売日: 2008/12/03
  • メディア: CD

ランカとボビーのSMS小隊の歌
シェリルの宇宙兄弟船

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お前たちは俺の翼だ!――マクロスF 第25話 アナタノオト [声優]

いやー、最高でした。
すばらしい!
おもしろかった!
盛り上がった!
興奮した!

スタッフ・キャスト・関係者の皆さんすばらしいアニメをどうもありがとうございました!

もうなにも言うこたぁねえよ。



と言って、ここで終わるのも味気ないのでちょっと触れていきましょうか。

Aパート

アルトがあぼーんして、バジュラの主砲が!
福山「まずいっ!」
やべえええええええええ
ってところで
クウォーターキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
「我々は帰ってきた」
ソロモンよ(ry
三島ざまあああああああああ
アルト「あれはランカじゃない!」
ギャラクシーじゃねーかw

クランがミシェルの機体に。ジーン

アルト「お前の歌で!」
シェリル「いくわよ、みんな!」
ここのノーザンクロスまじで最高。
シェリルの振り付けで十字(クロス)切ってるとことか
シェリル→パイロットたちの戦闘→シェリルの流れがかっけえ。
シェリル素敵だよシェリル
(シェリルの作画が若干微妙だったけど)

17歳がやりおった
「感じるっ感じるわっ」つかさエロイよつかさ
今回マクロスFにおける収穫の一つに福原香織がなかなかやりおるということがありました。
グレース陣営の一つの人格?の女性の声を福原香織がやっていたんだけど、ゆかなっぽいかなと思わせるところもあったりして、セクスィーな声もいけるやんっていう感じで将来有望かもしれないと思いました。

Bパート

シェリル「ごめんねランカちゃん、アルト・・・」
シェリルの髪が灰色にいいいいいいいいいいいいいいいいいい

小林沙苗「もうダメなの?(´・ω・`)」
あー小林さんの声たまんねー。ルーシー/にゅう好きです。

♪あなたのおーとードクンドクンドクンきこえーてくーるよー
ランカ「お兄ちゃん!」

だめだw 保志さんの声聴くとこれを思い出しちゃうw

超おもしろいwww

シェリル「何も残ってないの、何も」
ランカ「バカっ!」ビンタ
吹いたwwwwwwwww
お返しっすかwwwwwwwwww

アルト「だから来いよシェリル! お前が、お前たちが俺の翼だ!」
なんという二股肯定理論wwwwwwwwwwwwwwwwwww

「お前たちは俺の翼である」

「翼は片方だけでは飛べない」

「お前たちの両方とも俺は必要」

アルトさん、マジぱねえっす!(半端ないです)
かっこいいわw こんなこと俺も言ってみたいわw
この開き直りかたがすごいわ。
そうか、この開き直り方がスクイズの伊藤誠に足りなかったものなんだ。
あっちいったりこっちいったりして、片方に別れを告げたり冷たくしちゃいけなかったんだな、誠は。
世界も言葉も刹那も加藤もすべてを同時に愛さなければいけなかったんだ。

ランカにV型感染症を治してもらうシェリル。
頭にあった細菌がお腹へ移動。これでランカとおなじ状態へ。
シェリル「ランカちゃん、アルト」
シェリル復活!

「ライオン」からはじまる二人の歌のラッシュすげえ、やべえ。

こっからの流れがまじですごい。アニメ史に残る盛り上がりでないでしょうか。
もう文字ではよく説明できましぇん。
というかいつの間にあらすじ紹介みたいになっとるし。

バジュラが仲間に加わった!

桑島「まだまだぁああああああ」

艦長「今だ! マクロスアタック!」

アルトと☆(保志)、シェリルとランカのコンビネーション!

17歳をミシェルの狙撃銃でドーン

惑星にたどりついたフロンティア船団

♪わーたし、それとも、あーたしぃー

いやーすばらしい最終回だった。

オノディー「ヴァルキリー部隊でさえも率いてご覧に入れましょう」
ワロタ


さてこのマクロスFではいろいろなテーマが提出されていたと思います。
それらを考えてみたいと思います。

「対立から共生へ」

艦長「この戦場にいる全ての兵士に告ぐ。バジュラは我々の真の敵ではない」
17歳(グレイス・オコナー)の攻撃から自らの身を挺してアイランドワンを守ったバジュラ
ランカ「ありがとう、みんな・・・。アイくん、届いたの! わたしとシェリルさんの歌が!」
ランカ「バジュラにもちゃんと気持ちがあるの。(中略)みんな、抱きしめて!銀河の果てまでー」
「バジュラが断層に道を!」
「全軍、バジュラに続けぇ!」
アルト「何が進化だ! バジュラを犠牲にしてるくせに!」

コードギアスのところでスザクが仲間になったときの記事で「ライバルが仲間になったときの興奮は異常」ということを紹介したけれども、このバジュラが仲間になるっていうのは、ちょっと感動すら覚えるよね。これは共生と言うよりも共闘の感動かもしれない。
お互い殺しまくってたわけで、ミシェルもバジュラに殺されたりしたんだけど。
アイランドワンを守ったところは本当にありがとうと思った。

イラク戦争、アフガン戦争、9.11の同時多発テロ、(あるいはその前の湾岸戦争、あるいはその前の東西冷戦、あるいはその前の第二次世界大戦)そういった世界の情勢がアニメに、アニメをつくる人になんらかの影響を与えないわけはないわけで。
「対立から共生へ」というテーマはくりかえしアニメがぼくらに訴えてきたテーマである。

「初代マクロス」もゼントラーディと地球人の「対立から共生へ」を描いた作品だったと理解している。
「ラーゼフォン」も赤い血の人類と青い血のムーリアンが最後はともに生きましょうという結論だったと思う(劇場版でムー大陸みたいなのが出現していたようなきがする)
「機動戦艦ナデシコ」も木星トカゲと人類のそれを描いた。
アニメではないけど、僕の好きなゲーム「久遠の絆」も人と土蜘蛛(まつろわぬ民)との共生を、神となった主人公は目指す。

「パトレイバー」の後藤隊長は言いました。「みんなで幸せになろうよ」と。
平和ってすてきやん(島田紳助風に言ってみた)


「Don't think, just feel」

アルト「思わざれば花なり、思えば花ならざりき」
ブレラ「アルト、クイーンの頭を狙え。バジュラの心は頭ではなく腹にある」
ランカ「バジュラはお腹で歌うんだよヾ(*´∀`*)ノ」

井上喜久子17歳演じるグレイス・オコナーが象徴するのは知、頭脳であります。
天才科学者としてバジュラを、人を、宇宙を支配する力を得てしまいました。
人の情けのようなものは持っていないようです。
過去の話数でも、目的のためならシェリルが爆発に巻き込まれてもいいと考えてました。

そういうマッドサイエンティストの野望を食い止めるのが、
頭で考えず、感じるということを教わってきたアルトであり、
心を腹に持ち、お腹で歌を歌うバジュラとつながっているランカ&シェリルだったわけです。
クイーンの頭を落として、その中にいるグレイス・オコナーを殺すというのはまさに象徴的です。

精神と肉体の問題というのは、たとえば三島由紀夫が「太陽と鐵」でテーマとしたことであり、
ちょっと連想しちゃうわけですが、
こころが頭になく腹にあるっていうことは、「精神と肉体」という問題設定というよりは、
主知主義と主情主義の対立の問題として捉えるべきなのかもしれない。
主知主義がグレイスで主情主義がランカたち。
あるいは血の通わない合理主義と、血の通った不合理主義みたいな?
まあむずかしいことは別に考えなくてもいいか。それこそ感じれってか。

頭よりも腹っていうのは、つまり肉体を重視するということですね。
頭で考えて変なこと(=宇宙を支配する)を考えるよりも、
肉体、つまり本能、人を愛するということを大事にしましょうと言うことなんだと思います。
マクロスFはなんといっても音楽・歌がすばらしい作品ですが、それらの歌詞を見ても、
肉体というものが重要なテーマとなっていると思います。

「君は誰とキスをする」
「今すぐタッチミー」
「こころ揺らす言葉より無責任に抱いて」
「今すぐhold me 理性なんて押し倒して」(「トライアングラー」より)
「本気の身体見せつけるまで私眠らない」(「ライオン」より)

つまり肉体の接触をしろと言っているわけです。
「言葉」「理性」というものは頭で考えるものですよね。
そういうものはいらないんだと。
キスをしろと、タッチしろと、抱けと、押し倒せといっているわけです。

これはつまり、オリビア・ニュートン=ジョンの「フィジカル」ですね。
Olivia Newton John - Physical(youtubeへリンク)
Let's get physical, physical
I wanna get physical
Let's get into physical
Let me hear your body talk, your body talk
Let me hear your body talk
フィジカルってサッカーの解説とかでよく聞きますよね。
肉体のことです。
ボディートークを聞かせてと言ってるわけです。
ずばりセックスであります。

勉強ばっかりして変な野望持つよりも、肉体が命じるままに恋愛(セックス)しよう!
そうすりゃ世の中平和になるよっていう、マクロスFのメッセージですね。


人間、その個人の主体性を守る

さてラストのテーマです。

保志「お前(グレイス)たちに繋がれていてよくわかった。どこまでいっても人はひとりだ。だけど」
アルト「ひとりだからこそ、誰かを愛せるんだああああああああああああああああああ」

これは上のテーマにも関連するわけですが、人が誰かを愛するということ、生命の営みというものを途絶えさせてはいけない。これを守るんだということです。

グレイスの野望、つまり全人類のインプラントネットワーク化をしたらどうなるか。
ボビー「でもぉ他人に思考が筒抜けなんてごめんよぉ、うっかり『あら、いい男[黒ハート]』なんて考えられなくなっちゃう」
恋愛が不可能になってしまうわけです。

そしてその17歳の「銀河をひとつに」という野望というのは、
コードギアスの第21話で示されルルーシュによって阻止された、シャルルとマリアンヌの「ラグナレクの接続」という計画とほぼ同じだと言っていいと思います。
そしてそれは以前の記事でも言ったように、人類補完計画的なものと同じなのであります。
個人・個体のATフィールドが失われ、他人との境界がなくなってしまったら、人間は「生きる(恋愛も含む)」ということがなくなってしまうわけです。死の世界であります。

「人はひとりだから誰かを愛せる」
プラトンは言いました。かつて人間は顔が2つ手が4本足が4本だったのだが、神によって半分に引き裂かれてしまった。それ以後、人間は失われた半身を求めるようになったのだと。饗宴 (新潮文庫 (フ-8-2))
テラエロス(愛)。

「誰かを愛する」ということを守るというのは、つまり「自由」を守るということを象徴しているんだと思います。
自由の最大公約数が恋愛ということなのかな。
自由にはいろいろあって言論の自由、信教の自由とかいろいろあるわけですが、だれに聞いても「これは守りたいね」っていう一番のところが現代、あるい若者にとっては、この「恋愛」っていうのが一番共感しやすいってことなんだと思います。
コードギアスにしても、ひとつの帝国主義国家が世界を征服しようとしていて、戦争に負けて支配されている人々の自由が侵されているという状況、皇族である身分を隠して暗殺におびえて生きなくてはならないという自由なき状況を変えるのだというのが出発点であったわけです。

自由を守る、というのは人間の正義として極めて核となるものだと思います。
政治にはいろいろな立場があるわけですが、右翼にしても左翼にしても自由を守るために戦っていると言えなくもない。
つまり、左翼的な方向で言えば、自由に生きるために貧困はなくさなければいけないし、国家権力から強制されるものに対して反対をしなければいけない、などがあり、
右翼的な方向で言えば、外国によって主権が侵されれば、国民は外国人の奴隷にされてしまい自由を奪われるので、国防をしっかりやらねばならない。北方領土、竹島は我国固有の領土であるのに外国によって不法占拠されており、もともとの島民や漁民はその自由を侵されているので領土を奪還しなければならない、などがあるわけです。

みなさん、自由を守るためにがんばりましょう。

以上、マクロスFの感想終わり。
すこし長い文章でしたが、読んでくれてありがとうございました。
マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

  • アーティスト: 菅野よう子
  • 出版社/メーカー: JVCエンタテインメント
  • 発売日: 2008/10/08
  • メディア: CD
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マクロスF 第24話 ラスト・フロンティア [声優]

今回は映像的に良かった。
戦闘シーンも多かったし、キャラの画も丁寧できれいだった。

前回マクロスFについて書いたのが第11話で、それからずっといままでほっぽってました。
というのもそのあたりからだいぶおもしろさが失われた感じがして、書くこともあまりなかったからです。

マクロスFは基本的に好きなアニメ作品で、録りっぱなしで見ていないアニメが10本以上ある中で毎週視聴しているということを考えれば、やはり僕はこの作品になにか惹かれるものがあるということだと思う。
それは何かということを考えれば、それはずばりシェリルとランカの魅力と歌ということになるんだろうけれど、書きたいのはそのことではなくて、なぜネットなどでもつまらないという感想が見受けられ、僕自身もいまひとつおもしろくならないと感じているのかということについて考えたい。

なぜ、キャラもよくて戦闘シーンもクオリティがよかったりするのにつまらないといわれるのかということを考えた時、
僕はストーリーがつまらないんだと思う。

三角関係のおもしろさというのはあってそれは、マクロスFでも成功していると思うんだけど、人類の生存を脅かす怪物と陰謀をたくらんでいる人たちというSFロボットものの部分がいまいち面白くなっていないと思う。

僕はエヴァ世代に属していて、これまでに見たアニメの中で「新世紀エヴァンゲリオン」が最高のアニメだと思っている人間で、マクロスFのような作品を見るとき、どうしてもエヴァと比較してしまう傾向があるのだけど、これはあながち無駄なことではないと思う。
マクロスFのストーリーのつまらなさというのは主人公たち、つまりアルト、ランカ、シェリルたちと、悪いことをたくらんでいる人たち、つまりグレイスや三島たちの距離が離れすぎているということが原因だと思う。

エヴァの場合なんかたくらんでいるのはシンジの親父でネルフ司令のゲンドウだったわけで、ゼーレもネルフの上部組織的な位置づけだった。
つまり怪しいたくらみが主人公たちのすぐ身近で行われているわけだ。
「ソウルイーター」にしても桑島法子演じる魔女は死武専という主人公たちが通う学校の保健の先生として主人公たちのすぐ近くに入り込む。
仲良くしていたり、信頼していたりする人間が実は裏でへんなことを計画していてものごとが進行しているという緊張感はとても大事なものだと思う。
ミステリー小説などでも、いったい誰が犯人だかわからないけど、わからない限りはふつうにコミュニケーションをとり続けているっていうハラハラドキドキ感がおもしろいわけで。
「ラーゼフォン」でも主人公の母親がムーリアンだったりするわけです。

そういうことを考えると、マクロスFは、グレイスにしてもシェリルのマネージャーだけど、親密感がなくてシェリルもこの人を信頼しているのかどうかわからないきわめてビジネスライクな関係で、シェリルとの距離感が最初から遠くて、ましてやアルトやランカにとっては無関係であるし、三島にしても主人公たちと接触がない、まったく無関係な立場の人間だ。
これではこいつらのたくらんでいることに興味もまったくわかないし、緊張感やドキドキ感がない。

こういうのがつまらなさの原因ではないかなと。

あと、今回のマクロスFを見ていて思ったのは、少女をめぐって主人公と少女の兄が対立するという構図がここにも表れているなということ。
例えば「雫」だと瑠璃子をめぐって月島拓也と戦うことになるし、「久遠の絆」だと桐子をめぐって賀茂光栄と戦うことになるし、「月姫」だと秋葉をめぐって四季と戦うことになる。
こういうのって僕が知らない作品でもいろいろあるんだろうな。

それにしても今日のシェリルは本当に綺麗だった。
マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

  • アーティスト: 菅野よう子
  • 出版社/メーカー: JVCエンタテインメント
  • 発売日: 2008/10/08
  • メディア: CD
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映画「スカイ・クロラ」を観た Part2 [声優]

スカイクロラチケットa.jpg

前回のつづきでスカイクロラの感想を書きます。

でも、観てから一週間ぐらいたってるわけです。
僕はブログであまり何かを批判したり誰かの悪口を書いたりすることはやりたくないと思っている。
ネガティブなことは書いてるほうも読んでるほうもいやだよね。
で、スカイクロラを観てから一週間も内容について触れていないということを考えてもらうと、僕がどのような感想を持ったかということについてお察しいただけるんじゃないでしょうか。

まあ、でもとりあえず気はすすまないけど書いておきます。

声優について

押井監督は今回のキャスティングについて
今回の作品を声優さんばかりのキャスティングで成立させられるかと言われたら、それは出来ないんですよ。十代後半のキャラクターというのは、実は日本の声優さんでもっとも手薄なんです。頭数はあっても、同じタイプのキャラクターしか演じられない。週に90本といわれるアニメの中で、極論すると80~90%ぐらいのことが全部同じなんですよ。女の子のキャラクターでいえば、3種類ぐらいしかない。それはもうわかってたんです。音響監督も「今の声優さんには、たぶん無理でしょう」。じゃあ、オーディションをやって若手声優を抜擢しようかというと、音響監督は「それもあまり期待しないでくれ」と言うんです。だから、もともと選択肢があったわけじゃない。それなりに存在感もあり、演技力もある役者を使うしかない。たとえ苦労することになっても。
〔略〕
最終的には「この役者でなければならない」と感じさせてくれるかどうか。そういう意味では、加瀬亮も菊池凛子も堂々たる物でしたよ。土壇場で決まったけど、ラッキーでしたね。
http://d.hatena.ne.jp/YUYUKOALA/20080611より)
と発言したそうである。

僕はこの文章を6月に目にした時、最初『ふざけるな!声優をバカにするな!』と憤りましたが、『いやまて、映画を観てないうちは判断できない。押井さんの言うように、菊地らが今の声優にないすばらしい演技を見せてくれるかもしれないのだから』と考え直して沈黙を守ってきました。

で、僕はスカイクロラを観ました。
草薙水素が菊地凛子でなければならないという必要性をまったく感じなかった。
やっぱりアカデミー賞ノミネート女優という話題性だけだったんだなと。
プロモーションのやりやすさを考えたんだろうなと。
これまで押井映画に興味がなかった人たちを劇場に足を運ばせるという釣りえさでしかなかったんだなと。
上記の押井監督のインタビューも映画の宣伝のための発言にすぎなかったんだなと。
もっともらしいいいわけを後付けして、興行収益だけを目的にしたキャスティングの理由を糊塗していたんだなと。
(今の声優の実力を知っている僕らにはまったくもっともらしくないのだが)

谷原章介はよかった。いい声だしハマってた。
栗山千明も加瀬亮もわるくなかった。
菊地凛子も見方によっては、見方によっては悪くなかった。
僕は彼らの演技について否定はしない。
だがしかし、
今の声優がだめだから彼らを使うしかなかったなんていう理由は絶対に納得できない。
彼らがスカイクロラで見せた演技ぐらいのことは、今の声優にだって普通にできる。
押井守よ、若林和弘よ、あなたたちはいいかげんなことを言うな!

くだらん発言にいちいち反論するのもどうかと思うけど書く。

>十代後半のキャラクターというのは、実は日本の声優さんでもっとも手薄なんです。頭数はあっても、同じタイプのキャラクターしか演じられない。週に90本といわれるアニメの中で、極論すると80~90%ぐらいのことが全部同じなんですよ。女の子のキャラクターでいえば、3種類ぐらいしかない。

声優の能力の問題と、現在のアニメが類型的なキャラクターのみで構成されているという問題を混同してないか?
「演じられない」のか、同じタイプのキャラクターしか声優にあてがっていないのかという問題。
押井監督は前者のように言っているけれども、僕は後者だと思う。

また、草薙水素や函南優一といったキャラクターがそもそも、「週に90本といわれるアニメの中で、極論すると80~90%ぐらいのことが全部同じ」であるという、そのなかから逸脱するような特別な、今の声優には演じられないキャラクターであったのかどうか。
今回映画をみて、実際の演技を聴いたかぎり、そういうふうには思えなかった。
かりに「80~90%」から逸脱していたとしても、残り20~10%には確実に入っているのであって、現状その20~10%の部分も今の声優が多彩な演技によってこなしているわけである。
草薙水素や函南優一を今の声優でできない理由はない。

声優を使わなかったということに関して、納得いく説明を押井守はしていない。
理由は別なところにある、と考えるのが自然だ。
一般受けを狙いました。テレビで宣伝できる人を選びましたっていえばいいんだよ。
世の中お金で動いてるっていうのは現実なんだから、僕だって子供みたいに『声優つかわなきゃヤダヤダ』言わないよ。
でも、声優を侮辱したことは許せない。声優が菊地凛子や加瀬亮より演技力で劣っているかのようなことを言って欲しくない。

他の声優さんについて

榊原良子さんはやっぱり(・∀・)イイ!!
(よく間違える人がいるので言っておくと、「りょうこ」じゃなくて「よしこ」さんです)
押井作品には欠かせない存在。

草薙瑞季役の山口愛さん
よかった。
97年生まれだそうで、僕がこのブログで何度もいっている、「リアルロリが演じるロリは最高」っていう考えに対する確信をまたしても深めることになりました。

主人公の優一が映画開始早々セクロスする相手のフーコ役の安藤麻吹さん
映画を見てたときには『どっかで聴いたことがあるような』と思ってたら「精霊の守り人」のバルサだったとは!
最高です。ゾクゾクした。

もう朝なので今日はここらへんで

つづく

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コードギアス 反逆のルルーシュR2 第21話「ラグナレクの接続」 [声優]

いやー、もうすごいわ。話の展開が。

なんかマリアンヌ(CV:百々麻子)がこんな感じの人だったとはね。
父殺しっていうのは伝統的に文学・物語があつかってきた題材である。
たとえばオイディプスとかね。
でも母ちゃんももろともに消しちゃうってのはすごいね。

ルルーシュが、皇帝&マリアンヌを否定するというのは、
アニメ史的な観点から見れば、
コードギアスという作品が、その先行作品である例えば新世紀エヴァンゲリオンを否定する作品であるということを象徴的に作品内で表明したということだと思う。

コードギアスを見ている10代とかの若い人のなかには今日の内容がチンプンカンプンに思う人もいるかもしれない。
皇帝とマリアンヌが何をしようとしてのか、ラグナレクの接続とは何なのか、それは言ってみればエヴァの人類補完計画みたいなものである。
マリアンヌ「ばらばらだったみんながまたひとつになるのはよいことだわ。死んだ人ともひとつになれるのよ」
LCLの海ですね、わかります。
(っていうか、これついこのまえ「なんでもおまんこ」の記事でもやったがな)
ゲンドウの行動の理由には死んだユイへの執着があったわけで、
シャルルにも母親を殺されたということへの復讐のようなものがあったんだと思う。
つまり、現在の世界を否定する意志が。

現在の世界を変える(=滅ぼして、新たな世界を創る)のか、現在の世界を是認するのかの対立。
これはCLAMPつながりで言えば「X-エックス-」を思い出すのがいい。
天の龍=ルルーシュ、地の龍=皇帝。
谷口悟朗つながりでいえば「ガンソード」で同じことをやっている。

しかし、ふつう、こういう世界(あるいはセカイというべきか)を巻き込む地球規模の全人類的な計画が発動してしまうにしろ、阻止されるにしろ、これは作品のクライマックスというか最終回に決するものであるのに、コードギアスはこれをしなかった。
これはやはりあたらしい時代のあたらしい作品をつくるのだという意志なのかもしれない。
「セカイ」はもはやクライマックスの役割さえも担うことはない。
現実の中で、ルルーシュはシュナイゼルと戦う。

宇野常寛の『ゼロ年代の想像力』、やっぱり読まなくちゃいけないのかなぁー。
やだなー。

ルルーシュ皇帝っすかwww
スザクもナイトオブゼロってwww
このあいだ2ちゃんのVIPを見ていたとき、
「ライバルが仲間になったときの興奮は異常」
みたいなタイトルのスレッドが立っていて、いろんな人の書いたレスの内容は、僕の知らない作品のことばっかでよくわからなかったんだけど、『たとえばヤイバと鬼丸みたいなもんか?』と思いながら見てた。
今回、スザクが仲間になったっていうのは、まさにこれだね。

オール・ハイル・イルパラッツォ!

C.C.元に戻ってうれしくもありかなしくもあり。

コードギアス 反逆のルルーシュR2 O.S.T.劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君にX-エックス- 01ガン×ソード VOL.13(フィギュア付初回限定版)
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