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アニメ「xxxHOLiC◆継」を全話見た感想 [声優]

僕の見ていたBS-iでの放送がこのあいだ最終回を迎えました。
世間の多くの人はTBSでの放送を見てたんじゃないかと思うので、タイムリー感はないかと思いますが、気にせず感想でも。

というかタイムリーもなにもなくて、ぼくはいま基本的にアニメを見るのをサボっていて、ハードディスクレコーダー(パナソニックディーガ)に録りっぱなしにして、ハードディスクの容量がいっぱいになったらDVD-Rにダビングして容量をあけるということを繰り返してばかりです。ちゃんと毎週見ているのはコードギアスR2とマクロスFだけだったりします。
そんななか、放送時間が重なっていてどうしてもDRで録画しなければならなかったこの「xxxHOLiC◆継」のような番組は、せっかくDRで録ったので1倍速ダビングの際に視聴することにしています。
僕のディーガはブルーレイではないので、DR(ハイビジョン)をDVDにダビングするとハイビジョンでなくなってしまうわけです。
ぼくのテレビ(モニターとしての役割しかない)はアナログブラウン管(21型ソニートリニトロン管)なのでハイビジョン画質では見られないのですが、それでもDRとSPの違いははっきりわかるのです。
BS-i「xxxHOLiC◆継」の裏ではフジテレビで「図書館戦争」がやってました。正確に言うと15分ずれているので、「To LOVEる」の裏でもあります。
そういうわけで、「xxxHOLiC◆継」は4話たまったら見るということをやっていたので、昨日最終回を見たことで、感想を書けることになったのです。

この作品はアニメ「xxxHOLiC」の第二期なわけです。僕は第一期もみています。劇場版もみています。
そして原作のマンガは読んでません。本棚と時間の余裕ができた時には読もうかなと思ってますが。
(ちなみにクランプマンガで全巻うちにあるのは「ちょびっツ」のみです)

前置きはそのくらいにして感想を。


小羽ちゃんがかわいい。


終了


っていうのはジョークでちゃんと書きます。
小羽ちゃんかわいいです。
クランプつながりで言うと、コードギアスのナナリーっぽい感じの見た目でかわいいです。
ロリというよりも少女っていうのがぴったりくる。
僕の考えでは、ロリと言うのは、年齢的な概念であると同時に、二次元の場合は、頭身というものに密接に関連したものであると思っています。「らき☆すた」ではこなたたちは高校生であるにもかかわらず、ロリ的なかわいさを持ち合わせていました。それは頭身が影響していると思います。そして「xxxHOLiC」は頭身のリアルではありえないほどのでかさに定評のある作品であります。
そういう意味で、小羽ちゃんはロリというよりも少女と形容したい気持ちがあります。

この作品のキャラの画は萌え系ではないけど、やはりクランプ作品だけあってかキャラの目に光が無くても、かわいいと感じることができます。すばらしいです。

僕はしばしば「砂沙美☆魔法少女クラブ」の女の子たちや、「コードギアスR2」の天子様役の松元環季さんや、「紅」の紫役の悠木碧さんを挙げ、ロリの役をリアルロリ(あるいはそれに近い女の子)が演じることはgoodなのだと言ってきましたが、今回の「xxxHOLiC◆継」でもその思いは強まりました。
小羽役の日高里菜さん、すばらしいです。
第10話の、母親に言うセリフ
「わたし、行くね」
が特によかった。
日高里菜さんはニコニコ動画でやってる「ペンギン娘はぁと」にも出ているらしいので、いままで見てなかったけど見ようと思いました。

声優の話になったところで、他の声優さんたちについても語りたいと思います。
そもそも僕が見ること(=録画すること)を決めたアニメというのは、僕の基準をクリアした作品たちなわけです。
僕の基準と言うのは他でもなく、好きな声優が出ているかどうかということに尽きます。
(まあ、ほかにもキャラの絵柄だったり、好きな監督、好きな脚本家、好きなアニメスタジオ、HPを見た感じとかいろいろあるわけですが)
ゆえに、この「xxxHOLiC」も僕の好きな声優さんが出演されていらっしゃるわけです。

その筆頭は大原さやかさん(さぁや)です。
大原さんは僕にとって大事な声優さんです。ファンです。
初めて存在を認識したのは「おねがい☆ティーチャー」で、その後「朝霧の巫女」も見ました。そのころはまだ、ダイダイ大好きという感じではなかったんですが、「ギャラクシーエンジェル」の第3期のメアリー少佐を経て、「ストラトス・フォー」の如月沙弥華をみたとき、ビビッと来るものがありました。そして、「ギャラクシーエンジェル」のキャラソンアルバム『GALAXY ANGEL de FEVER!』「ギャラクシーエンジェル」ベストヴォーカルアルバム「ギャラクシーエンジェルでFEVER!」

に収録されている「Mission“T”」(三瓶由布子(=僕の中では「エウレカセブン」のレントン)&サエキトモ(僕の中では「アベノ橋魔法☆商店街」のサッシ)&大原さやか)を聴いた時、その美声にティンときて、『大原さやかイイ!』と思い、それからというもの今日に至るまでずっと好きです。
代表作のひとつである「カレイドスター」の放送が始まる前には完全にファンだったので、「カレイド」の初回をウハウハな気持ちで見たのを今でも憶えています。
さやかさんはラジオもおもしろい。ぽぽらじ→カレイド→エマ→はんぎゃく日記→xxxHOLiCという流れです。ラジオは声をずっと聴いていられるからいい。
侑子さんはさやかさんの大人っぽい声と少女のようにはしゃぐ声の両方を堪能できるのでかなり好きです。
飲み食いするシーンでの福山潤さんとのからみは、コードギアスを思い出しておもしろいです。
侑子さんやコードギアスのミレイは、さやかさんの演技のナチュラルさがいい具合に発揮される役どころなので好きです。
さやかさんの声は上品さと色っぽさとかわいらしさが究極のバランスで鼎立していて、実に素晴らしい。
さやかさんの名前がキャストのクレジットに筆頭で載る作品は「xxxHOLiC」の前に「ぽぽたん」があるのですが、「ぽぽたん」は三姉妹の話なので、実質さやかさん初の主役の作品として「xxxHOLiC」はファンにとって重要な作品であります。
原作が連載中ということで、第3期も楽しみにしております。

そして伊藤静さん(静様)。
静さんも好きな声優さんの1人です。
「真月譚 月姫」は当時BSデジタルをみれなかったこともあり、見ていなかったので、静さんを認識したのは「マリア様がみてる」だったと思います。その時は、ボーイッシュな役で低めの声だったので「テクノライズ」に出ていたことを知ってもあまりピンとこなかったりしました。そのあと、ラジオ「開運☆野望神社」における、ジェットコースター、お化け屋敷、でのリアクション(のエロさ)がネットで話題になったあたりから、ちょっと気になり始めて、「ToHeart2」とか「SoltyRei」を見たり静さんのやってるラジオ聴いたりするうちに、酒にまつわるエピソードだったり、百合関係だったり、その他いろいろ、静さん本人の性格に惹かれるものがあって、気付いたら好きになってた。
明確に声優として『この人いいなあ』と思ったのはこの「xxxHOLiC」(第一期)のひまわりちゃんです。
最初が支倉令さまだったので、『こういう明るいトーンもいけるんだ、いいな』と。
ルックス的にも好き。僕は女医の西川史子先生がけっこう好きなんですが、似てるとは言わないまでも顎のラインがはっきりしているのが僕にとって美人に見えるのかもしれないと、テレビで、西川先生を見て思いました。
伊藤静さんに似ているといえば、僕は「久遠の絆」が好きだというのはゲド戦記の記事で触れたのですが、久遠と同じゲーム会社、FOGのつくったゲームで、「MISSINGPARTS(ミッシングパーツ)」というゲームがあるんですが、それに登場する、月嶋成美というキャラの顔がどうしても静さんに見えてしょうがないんですが、みなさんどうでしょう。
静さんのいいところは、自然なところです。缶ビール片手に釣り糸を垂らす静さん。想像しただけで絵になる。ラジオやイベントなどでも自分を自然に出せる。変にアイドルぶったり、よく見せようとしない。しかし、サービス精神はある。
そしてなによりすばらしいのは、現代の乱れた風紀の中に於いて、日本人男性永遠の憧れ、黒髪ストレートロングを保たれていらっしゃるということです! ブラボー! そしてありがとう!
いま不意にむかしマニッシュっていう女性二人組みの音楽ユニットが好きだったなと思い出しました。たぶん黒髪ロングストレートということに脳が反応したんだと思います。
♪もーお、誰の目もー 気にしないー そのまーまのぉ、きみがすーきだよー♪

さてひまわりちゃんですが、この「xxxHOLiC◆継」はひまわりちゃんの秘密というものがストーリー全体を貫く一本の柱だったと思います。コナンでいえば黒の組織みたいな。
ひまわりちゃんは禍々しいオーラを身にまとわせていて、『何たくらんでんだ、この娘は』と思っていたんですが、本人の意思とは関係なく周りの人を不幸にしてしまうということでした。
なんということだ……。
しかしワタヌキはひまわりちゃんが関係を絶ち、去ろうとする時、「待って、ひまわりちゃん」というわけです。
かっこいいぜワタヌキ。

この「xxxHOLiC」という作品はメッセージ性というか、教育的なものを含んでいると思います。
誰かのために自分を犠牲にすることは、いっけんすばらしいことのように見えるけれども、それは相手を傷つけることである。
とか。
前作の第一期でいうと、古くからの言い伝えは守ったほうがいいよとか。

いま不意に小学校時代に好きだった、アウターゾーンっていうマンガを思い出しました。
ミザリーと侑子さんてイークォール(=)かも。

「xxxHOLiC」ってアニメの作品としてみた場合、ロボットが出てくるでもなく、エロいわけでもなく、萌え萌えしてるでもなく、地球の危機があるわけでもなく、ホラー映画的な怖さがあるわけでもなく、たんたんとストーリーが進むし、退屈に思ってしまう人ももしかしたらいるかもしれないんだけど、ぼくは好きな声優さんが出てるっていうのもあるけど、このアニメなんか好き。
人々が愛情、友情、家族愛をもってお互いをおもっているから。

さて3人目はこじまかずこさん。
こじまかずこさんはいい。すばらしい。もっと評価されるべき。今現在声優個人板にスレが無いとか、この人の実力・声・本人のキャラを考えたら信じられません。もっと僕が見るようなオタアニメにがんがん出て欲しい。
さっきの「リアルロリの演じるロリはいいものだ」という意見と矛盾するようだけど、そうではなくて、
神に与えられた天性のロリボイスに経験に裏打ちされた職人技が合わさった、本職ロリ声声優の価値というものも僕は大いに評価するべきだと思っている。
その意味で、こじまかずこは天下逸品のものをもっていると思います。
第一期の「xxxHOLiC」では、望月久代さん(もっちー)はシスプリとかにゃーの(魔法少女猫たると)とかワるきゅーレとかで知ってるけど、もう1人のほうは知らないなって思っていたんですが、
その後、録画して溜めていた「くじびきアンバランス」(xxxHOLiCと同じ水島努監督)を見て、小雪かわいいよ小雪。こゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいってなるくらいまじで好きになってしまって(小雪の切なげで儚げなロリ声は衝撃的な破壊力を持っていました)、
そして同じかそれに近い時期に「月面兎兵器ミーナ」(これには静さんも出ています)を見て小鳥遊由宇(玉虫ミーナ)にも惚れまして、
『こじまかずこすげえじゃん、やべえじゃん、何この人、天使じゃん』という気持ちになりました。
大沢事務所はこじまかずこを深夜アニメにがんがん売り出していくべきだと思います。っていうかお願いします。
この前、最近始まったxxxHOLiCのラジオにこじまかずこさんがゲストで出ていたので聴きました。アニメ以外でこじまかずこさんのお声を拝聴するのは井上麻里奈さんと中尾プロがやっていた「月面兎兵器ミーナ」のラジオにゲストに来たのを聴いて以来です。
素のじゃべり、ゆっくりしててかわいいです。
そのなかで菊地美香さんがこじまかずこさんのナレーションがかっこいいと言っていて、『なにい、ナレーションやっているだと!? 知らなかったぁー』とすぐ、ウィキペディアで調べて、テレ朝の「笑顔がごちそう ウチゴハン」という番組だとわかり、速攻で毎週録画をセッティングしました。
そして聴きました。すばらしい。ぐっさんとか江角さんとかぜんぜん眼中になく神経を聴覚だけに研ぎ澄ませました。すばらしい。
「かっこいい」というのはよくわからんのですが、ほんとにかわいい。しかし露骨な萌えでなく、さわやかな明るさのあるかわいい声。
傾向としては神田朱未さんが「乙女はお姉さまに恋してる」の周防院奏で出した感じの声に近い感じだけど、それにほんのり地声感が入ってる感じです。(って言っても声を記述するって不可能なので興味があったらぜひ番組を見てみてください。アナログ10ちゃん地デジは5ちゃんのテレ朝で日曜の夕方6時からです。コードギアスが終わって30分後です)
こじまかずこ最高!

だいたいこんな感じですが、他には
・冬馬由美さんが女郎蜘蛛役(セクシー)で出てきてめっちゃうれしかった
・千葉紗子さんが猫娘だったのはドクロちゃん(水島監督)つながりかなと思った
・中井和哉さんは東地宏樹さんとやってたラジオ「トリブラッジオ!! 」がおもしろかった
・武藤寿美さんはプロダクションIG(人狼)つながりかなと思った
・プロダクションIGつながりといえばタチコマとか出てきたよな
・紗ゆりさん(小羽ちゃんの母親)は僕の中で「Lの季節」の草壁先生とアルジェントソーマのイネス司令
などがありました。
いじょうでーす。
初回限定版 「XXXHOLiC」 13巻

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/06/23
  • メディア: コミック
×××HOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル

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  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/08/02
  • メディア: 単行本
xxxHOLIC サウンド・ファイル

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  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: CD


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