「NHKスペシャル 証言記録 日本人の戦争 第1回 アジア 民衆に包囲された戦場」についてひとこと
番組の中でおかしいところがあったので指摘したいと思います。
出征兵士の武運長久を祈る日の丸の寄せ書きのなかで、
村長をした人が、
「君が代はいはほと共に動かねばくだけてかへれ沖つ白波」
という和歌を書いていたことについて、
「砕けて帰れ」を、戦地で死んで国に帰ってこいという意味と解釈して、
ひどい事を書いていると国旗の持ち主と思われる老人が言っていたんだけれども、
それは間違いです。
この歌は、幕末の国学者、歌人、勤王志士である伴林光平が詠んだ有名な歌で、
愛国百人一首にも入っています。
イメージとしては東映映画のオープニングをイメージしていただければいいと思うんだけど、
幕末の歌ということでおわかりかと思いますが、沖つ白波というのは黒船が象徴するような、外国の勢力のことであります。間違っても日本の兵士などではありません。
君が代というのは国歌でも巌にたとえられておりますが、どんなことがあっても揺るがない、神州不滅であるぞという意味が込められているわけです。
寄せ書きを受け取った人には、ちゃんとした意味を受け取ってもらいたかったと思います。
NHKも取材の中でこういう誤解があったらカットして放送しないとか、放送するにしてもちゃんとフォローすべきだと思います。
この寄せ書きを書いた村長経験者のひとの名誉が今回の番組でいちじるしく損なわれたと思います。
NHKしっかりしてください。
出征兵士の武運長久を祈る日の丸の寄せ書きのなかで、
村長をした人が、
「君が代はいはほと共に動かねばくだけてかへれ沖つ白波」
という和歌を書いていたことについて、
「砕けて帰れ」を、戦地で死んで国に帰ってこいという意味と解釈して、
ひどい事を書いていると国旗の持ち主と思われる老人が言っていたんだけれども、
それは間違いです。
この歌は、幕末の国学者、歌人、勤王志士である伴林光平が詠んだ有名な歌で、
愛国百人一首にも入っています。
イメージとしては東映映画のオープニングをイメージしていただければいいと思うんだけど、
幕末の歌ということでおわかりかと思いますが、沖つ白波というのは黒船が象徴するような、外国の勢力のことであります。間違っても日本の兵士などではありません。
君が代というのは国歌でも巌にたとえられておりますが、どんなことがあっても揺るがない、神州不滅であるぞという意味が込められているわけです。
寄せ書きを受け取った人には、ちゃんとした意味を受け取ってもらいたかったと思います。
NHKも取材の中でこういう誤解があったらカットして放送しないとか、放送するにしてもちゃんとフォローすべきだと思います。
この寄せ書きを書いた村長経験者のひとの名誉が今回の番組でいちじるしく損なわれたと思います。
NHKしっかりしてください。
NHKの正体―情報統制で国民に銃を向ける、報道テロリズム(OAK MOOK 293 撃論ムック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2009/06/30
- メディア: 単行本