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雑記――或いは声優を好きになるとき [声優]

コードギアス第11話の感想で、天子様に関連して、リアルロリが演じるロリはよいものだということを書いたんだけど、
そのあとよく考えてみたら、「紅」の紫役の悠木碧はいま高校2年生なんだよね。で、プレスコ当時は高校一年生だったわけよね。
てっきりもっと子供だと思ってた。紫での演技とか、本人の見た目から、そう思い込んでた。
高校生一年生はリアルロリに入るのかどうか、これは微妙な問題ですよ。
リアルロリに入るとなると、「ロリだからやっぱりロリ役がはまっていた」ということになるし、
リアルロリに入らないとなると、「ロリで無いのにもかかわらず、ロリをロリらしく演じることができる、役者としての実力を持った声優だった」ということになる。
悠木碧は平成4年/1992年3月27日生まれで、紅の最終プレスコが今年の3月3日だから、本人15歳で7歳の役だったわけだ。
これはリアルロリというより、声優、役者だっつーことにするべきかもしんない。(こういう区別に意味があんのかどうか自分でもよくわからなくなってきているのだけど)

というか、この前の記事で、ロリな若さをもっていることと、演技力があることが相反するもののような書き方をしてしまったような気がするけど、天子様の松元環季はリアルロリなだけじゃなくて演技もよかったと思う。単に子供なだけじゃないものがあるからプロとしてやっとるわけでね。「砂沙美☆魔法少女クラブ」のイメージが強く残っていて、一まとめにして考えしまったけど、それぞれだってことですね。

僕はこれからも下は松元環季から上は榊原良子さんあたりまで幅ひろく声優さんを応援していきます。
榊原さんは、「北へ。~White Illumination~」の椎名薫で惚れた。パトレイバーの南雲隊長も好きだ。榊原さんがやる役はみんな好き。

いままで、桑島法子、冬馬由美は「みつめてナイト」で、ゆかなは「Lの季節」で好きになったと書いてきて、今度は「北へ。」なわけですよ。
こう考えると、その声優を好きになるということに関してはアニメより、美少女ゲームのほうが強いものがあるような気がする。
アニメというのは視聴者は第三者的に観客として見ているけど、ゲームはプレイヤーとなって、面と向かって声優演じるキャラと何時間も会話をしたり、いろんなことを一緒に体験するわけよね。これはCLANNADのことを書いた記事でも書いた。また、アニメよりもゲームの方が圧倒的にセリフの量が多い。これはゲームの台本が電話帳何冊分にもなるということをよく聴くけど、長くそのキャラ、つまり声優の声と付き合うほうが好きになりやすいってことだよね。
というか、ぶっちゃければ、そのキャラと恋愛関係になるってことが一番大きいよね。マンガやアニメやラノベだと恋愛するのは登場人物同士だけど、ゲームは自分が恋愛する。RPGでいうと敵のボスを倒すのは勇者である自分みたいな。

声優を好きになるのは、キャラを通じてしかありえない。
(声優が売れるという時には演じたキャラが人々から支持されるというかたちを絶対に伴う。これは、例えば、ある声優が大した役をやっていない状態でいきなりアルバムCDを出してもヒットにならなかったが、人気作の人気キャラをやったら人気が出て、歌手活動再開後のCDはヒットしたというケースを見れば分かると思う。)
ゆえに、声優を好きになり始めのころというのは、声優にキャラを重ねてみてるところがやっぱりある。
僕の場合、オタク文化に足を踏み入れたきっかけが、1997年のエヴァンゲリオン劇場版をめぐる社会現象だった。
(それは僕にとって、年齢が上がるにつれて卒業したはずのアニメの世界にブランクをあけて戻ってきたというかたちになり、その間の同世代のオタクたちが見ていたガンダムWなどはまったく見ていなかった)
僕はアスカ派だったので人生最初に好きになった声優は宮村優子ということになる。シングル「KANON」やアルバム「不意打ち」はアスカをイメージしながら聴いていたように記憶している。
声優とは、この現実世界において、キャラクターがもつ唯一の実体である。二次元キャラクターというのは、紙の上のインクでしかなく、あるいは画像・動画のデータでしかないわけだ。しかし、その声の持ち主である声優は現実の世界に生きている。イデアの世界と現象の世界を繋ぐ存在。彼岸と此岸を架橋する存在。天使。
しかし、ある声優をひとつのキャラのこの世に於ける現われとして考える時期というのは割と早く過ぎ去る。
その声優が演じる他のキャラを見たり、その声優がパーソナリティをつとめるラジオを聴いたりするうちに、最初のキャラクターのイメージは相対化され後退し、声優本人そのもの(の性格、人格、ひととなり)が前景化してくる。
最初はある特定のキャラクターを好きになることで始まった愛着が、いつしか声優本人に対する好意に変わってゆくのである。
その後は、何かのきっかけで幻滅したり、単純に飽きたり、おばさんになって劣化したなと思ったり、新しく好きな声優ができたり、声優が結婚したり、自分に彼女ができたりして、終わったり、またファンになったり。いろいろです。

ところで、植田佳奈(佳奈様)とみひろってどことなく似てない?
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あと、藤田咲ってNHKの麿こと登坂淳一アナウンサーとか小沢健二になんとなく似てない? いい意味で。兄妹っぽいみたいな。
VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU

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